大きな金額でどかんと購入するのではなく、少額の定期定額購入で始めること
1.なぜ少額の定期定額購入で始めることを薦めるのか
めちゃくちゃ安く買えないけど、高値掴みもない
株式投資の基本は安い時に以下に購入できるかが大事です。しかしながら、株価が安いことを見極めるピンポイントで購入するのはプロでも難しいことです。そこで、購入方法としてまとめて購入するのではなく、定期定額購入(毎月つみたて購入)をお薦めしています。
というのも一定金額で購入するので株価が安い時には、購入する量が多く、高い時には少なくなるので押しなべて言えば安く購入できる方法だと考えるからです。
この方法だと、まとめて購入するときのような高値掴みはなくなります。例えば、流行りものの商品を勧められたときでも、定期定額購入なら大きなマイナスにはなりにくいです。もちろん投資する商品にもよりますが。。。
定期定額購入は価格を平準化するので、めちゃくちゃ安く買えないけど、高値掴みもないということです。
購入タイミングに自分の意思が入らない
良くある話なのですが、自分で購入しようとすると、どうしても欲がでてきて、冷静な判断に欠けることが多いです。その意味では、自分の意思が入らないことは大切です。
定期定額購入のもう一つの良さは、強制的に毎月投資していくことにあります。若い人のように給料が少ない場合は、あらかじめ引落し金額を決めておくことにより、引落し後の残りのお金で生活をしていかざるを得なくなります。結果的に強制的に将来の資産をつくることになります。
長期的な視点で言えば、企業価値が将来的に成長できるものに投資すれば、株価は企業価値に収斂するので、大きなお金をどかんと投資しても、最終的には評価金額は増えることになります。
しかしながら、企業の株価は企業業績や景気によって上下動するので、元本割れする時もあります。短期的な感覚としてジェットコースターに乗っている感じになります。それを楽しむというなら良いのですが、やはり株式投資に慣れるまでは定期定額購入がお薦めです。
一方、一括購入に対する定期定額購入の弱点は、相場が右肩上がりに上昇する場合です。この場合は最初にまとめて購入したほうが、評価金額は増えますが、こんなことはほぼあり得ないので定期定額購入をお薦めしています。
2.実際の使い方
具体的に投資する場合には、今ある資産のうちいくらを投資するのかを決めます。決める際には、一時的に半額になっても大丈夫だと思える金額にしてください。
決まれば、それを60か月(5年分)程度に分けて定期定額購入していきます。理由は、相場のサイクルが5年から10年程度と考えており、現時点で考えると5年程度あれば相場の暴落時も含まれるのではないかと考えているからです。
少し応用編ですが、大きく相場が下がったときには、投資向けの残りの現金から、定期定額購入に加えて、少しまとまった金額を分散して購入するのもありです。
ただし、この場合はある程度、投資に慣れてからのほうが良いと思います。というのも大きく相場が下がるといっても、いつなのかという判断が難しいからです。
ひとつの目安としては、一般メディアが株式暴落で大騒ぎしているときが考えられます。株価を常に追いかけていると、少しの下落でも暴落のように感じますので、株価はあまり追いかけようにしたほうが客観的に感じることができます。