信頼できる商品を選ぶこと
相場が上昇しているときは、どのようなファンドに投資しようが大きな問題はないですが、相場が暴落したときには、投資している商品を自分がどれくらい理解して信頼しているかが恐怖に振り回されないための大事なポイントとなります。
というのも、暴落したときに不安になって売ることが、一番やってはいけないことだからです。逆に信頼しているファンドの基準価額が下がったときであれば、バーゲンセールだと思って平気で購入できるようになります。これが大事です。
1.運用哲学や方針が自分に合うものを選ぶ
長期な視点で企業価値が成長していくであろう企業に投資するという考え方のもとにそれぞれのファンドの運用哲学や方針で投資していきます。
気になるファンドの運用哲学や方針、実際の投資手法を運用会社が発行している目論見書やレポート等を確認して自身にしっくりくるものを選びましょう。その際にわからないことがあれば、販売会社などに確認して、納得のいく回答がなく、わからないものには手を出さないようにしましょう。
2.運用会社の活動が確認できるところを選ぶ
本気で運用しているところは、投資家に向けて直接説明などの活動をしているような気がします。運用報告会や運用報告書など運用者の言葉で語っています。このようなことをやっている運用会社は投資家のために本気で運用している会社だと思います。
また、ファンドを運用している会社の活動を見てみると、運用哲学や方針がファンドの運用だけではなく、世の中をどのように巻き込もうとしているかがわかるので、是非確認して参考にしてください。
3.ファンドへの流入金額が安定しているところを選ぶ
ファンドの流入金額が安定していると、運用がしやすいので、よい運用結果につながります。例えば、相場が下がったときには、運用者は下がった株式を購入したいのですが、そんなときに、投資家がファンドを売ってしまうと、その分、現金を作る必要があるので、持っている株式を売りたくないのに売る必要があります。
逆に相場が下がったときに、投資家がファンドを買ってくれれば、ファンドに現金が入るので、下がった株式を購入できます。そして、相場が戻ったときには購入した株式の株価が上昇するので、ファンドの基準価額も上昇し、投資家の持分の評価金額も上昇します。
資金流出入金額の推移は以下からわかります。
投資信託のウエルスアドバイザー (wealthadvisor.co.jp)
上記URLに入って、調べたいファンド名を打ち込みスペースに入力して検索します。そして「リターン」というタブをクリックし、さらに「月次資金流出入金額」というタブをクリックするとグラフで表示されます。
4.コスト等
信託報酬はアクティブ投信の場合1%前後、売買手数料は0、分配金はなしが基本です。2のような運用会社なら、投資家から高いコストはとりませんし、運用資産が目減りするような分配金は出しません。分配金を出しているのは、そのほうが個客を集めやすいという販売会社都合のやり方です。
例えば、毎月いくらか分配金として受取れると言われたら、うれしいですよね。しかしながら実情としては、分配金を投資家に戻すとその分、基準価額が下がり、自分の持っている持分の評価額が下がります。そんなことをするよりは、分配金を投資家に戻すよりは、しっかり株式に投資運用したほうが、長い目でいれば投資家の資産を増やすことになります。